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スタッフブログ

注文住宅にかかる税金を控除する方法は?
2022-12-08
注文住宅を建てるとき、気になるのが税金ですよね。
初めての家づくりにどのような税金がかかるのか分からないと、不安な方も多いのではないでしょうか。
住宅ローン控除など、税金対策として活用できる優遇措置を知りたい方もいるかもしれません。
今回は、注文住宅を建てる際にかかる税金を控除できる方法をご紹介します。

□住宅ローン控除で税金が軽減される仕組みについて

税金が戻ってくる「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」の制度についてご紹介します。

住宅ローン控除とは、各年の住宅ローン年末残高の一部が、一定の控除期間中「所得税」から控除される制度です。
注文住宅を建てる際、多くの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンを利用した方は、一定の条件をクリアすることで「住宅ローン控除」を利用できます。
住宅ローン控除の控除額や控除期間は、新居への入居時期や物件の種類、所得税額などによって異なります。

住宅ローン控除を受けるためには次のような条件を満たす必要があります。

・住宅ローンの返済期間が10年以上であること
・住宅ローン控除を申請するご自身が居住していること
・建物に関しては、床面積が50平方メートル以上であること、居住用の割合が1/2以上であること

住宅ローン控除を利用する方法をご紹介します。
住宅ローン控除を受ける最初の年には確定申告をする必要があり、入居年の次の年に確定申告します。
2年目からの会社員だと、年末調整で減税を受けられますので、決められた書類を会社に提出しましょう。
住宅ローン控除は、2022年に一部内容が変更されたため、改定後の条件や控除率を確認しておくことをおすすめします。

□住宅ローン控除の際のよくある疑問

住宅ローン控除についてのよくある3つの疑問にお答えしていきます。

*共有名義なら「住宅ローン減税」を2人で使える?

親子や夫婦でマイホームを購入する際に住宅ローンを組むと、住宅ローン控除を2人で利用できます。
ただし、2人で住宅ローン控除を利用するためには、各々の名義で住宅ローンを借りるペアローン、もしくは連帯債務で借り入れることが条件です。
「連帯保証」で住宅ローンを借りた場合には、2人で住宅ローン控除を利用することができないケースが多いので、金融機関や債権者などに契約形態をよく相談してください。

*土地だけ先に購入した場合も住宅ローン控除の対象にできる?

土地代金も住宅ローン控除の対象にしたいとお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
これには、住宅ローンを組んで土地を購入した後、2年以内に住宅ローンを組んで住宅を建てるというのが条件です。

*住宅ローン減税は2回利用できる?

住宅ローン控除は、2回利用もできます。
例えば、「10年前にマンションを買ったときに住宅ローン控除を使ったけれど、そのマンションを売却して一戸建てに買い替える」といった方も対象です。

□まとめ

今回は、注文住宅を建てる際にかかる税金を控除する方法について紹介しました。
住宅ローン控除を活用する際は、適用条件や控除の上限をしっかり把握したうえで、マイホームの計画を立ててみてください。
何か気になることがある方は、当社までご相談ください。
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