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スタッフブログ

注文住宅でありがちな「言った言わない問題」の対処法を解説します!
2023-02-15
注文住宅を建てる際には言った言わない問題が起こってしまうことがあります。
自分は言ったと主張し、相手は言っていないと主張する、または、その反対が起こることが「言った言わない問題」と言われます。
今回はその「言った言わない問題」が起こる原因とトラブルを回避するために気を付けることを紹介します。

□「言った言わない問題」が起こってしまうのはなぜ?

注文住宅を建てる際に「言った言わない問題」がなぜ起こるのでしょうか。
それは、注文住宅を建てるときは住宅が完成するまで完成形を見られないことが「言った言わない問題」の主な原因となります。
さらに、これだけではなく他にも様々な原因となる要素があります。
注文住宅の「言った言わない問題」の原因となる要素を2つに分けて紹介します。

1つ目は、打ち合わせ時間が長いことです。
一見、長い打ち合わせをするとより意見を理解してもらいやすいと思われがちですが、長すぎるとどちらが何を言ったのか忘れてしまうことがあります。
一般的に注文住宅を建てる際の打ち合わせは半年ほどですが、長い場合は1年以上かかることもあります。
その際には打ち合わせの長さが「言った言わない問題」に発展してしまう可能性があります。

2つ目は、注文住宅は決めることが多く、細かいことです。
床や壁紙の材質、照明の種類や位置、さらにはコンセントやドアなどの細かい部分も注文住宅では決めます。
また、決定後に変更する場合もあります。
そのような細かい決定事項やその変更によって混乱し、最終的にどのようにデザインするのか忘れてしまいます。

他にも、価値観のずれや感じ方のずれによって、決定事項のイメージがきちんと共有できていない場合もあります。
価値観のずれはイメージの共有がしにくいので仕方がないことですが、やはり、トラブルは避けたいものです。

□トラブルを避けるためにはどうしたら良い?

では、「言った言わない問題」のトラブルを避けるためには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
基本的には、しっかりとしたイメージの共有と確認が重要になります。
ここからは、具体的なイメージの共有と確認の方法を紹介します。

注文住宅の打ち合わせでは、打合せ記録を作成して打ち合わせ内容を完成まで記録しておきましょう。
どのようなことを決めたのか、さらに決定後の変更についてもメモしておきましょう。
また、サンプルでイメージを共有して、その過程をメモすることも大切です。

打ち合わせの際には、施工会社がこの記録を用意してくれる場合がありますが、用意されない場合もあります。
その際は自分で用意しましょう。

□まとめ

注文住宅では自分の要望を住宅に反映させるので、少しでも自分の要望と違っていたら残念な気持ちになってしまいます。
また、「言った言わない問題」が起こってしまうと、建てた注文住宅を大切に扱う気持ちや高揚感を失ってしまうこともあります。
そのようなことがないように、事前に対策し、自分の要望通りの注文住宅を手に入れましょう。
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