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住宅ローンは年収の何倍が良い?最適な金額について説明します!
2023-01-08
住宅を購入する際は、多くの方が住宅ローンを利用して住宅を購入し、月々の返済をしていくことになります。

しかし、実際に住宅ローンを利用するとなると、自分の年収を考慮した上で、どれくらい借りれば良いのかわからないものです。
そこで今回は、住宅ローンの金額は年収の何倍くらいが良いのかについて紹介します。

□「住宅ローンの金額は年収の5倍」は本当?

「住宅を購入するなら年収の5倍までの金額」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

年収400万円の場合、住宅の金額は2000万円までになりますが、実際、2000万円の住宅はあまり多くありません。
つまり、これは古い話で、1992年当時、政府が良質な住宅を買えるようにするために始めた「生活大国5か年計画」により広がった考えでした。

それ以前の時代は、銀行が融資可能な金額は物件価格の約8割までと定めており、残り2割の費用を用意しなければ融資は受けられませんでした。
また、金利も5〜8%ととても高く、昔の人々にとって住宅の購入はとてもハードルの高いものでした。
その時代背景により政府がこの計画を打ち出しました。

近年では、金利は約1%ととても低く住宅ローンを組むハードルは以前より低くなっています。
そのような状況にもかかわらず「住宅ローンの金額は年収の5倍」という考えが残っている理由は、分かりやすく印象に残る目安であるからという可能性があります。

□大切なのは「年収の何倍か」だけではない!

「年収の5倍」というのは古い考えであるとご紹介しましたが、実際、何倍までの金額であれば住宅ローンとして借りられるのでしょうか。

近年では、約6〜7倍が平均と言われており、注文住宅の目安は6.5倍です。
しかし、地域によっては8倍の場合もありますので、確認するようにしましょう。

また、住宅ローンの審査は年収以外の面も考慮して判断されます。
その中でも特に重要なのは「安定性」で、高収入でも審査に落ちてしまったり、低収入でも安定性があるため審査に通過したりする可能性があります。
安定性の基準として、主に勤続年数が重要視されるため、最低でも2年以上勤めているのが好ましいでしょう。

□まとめ

金利が低い傾向にある昨今では、年収の約6倍の住宅ローンを借りられる可能性が高く、住宅の購入は比較的ハードルが低い傾向があります。
しかし、住宅ローンの審査は年収額だけでなくさまざまな側面から判断されるため申請前に確認しましょう。
住宅ローン審査の詳しい情報や不安な点がある方は当社にお気軽にご相談ください。
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