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スタッフブログ

住宅のメンテナンスのタイミングはいつ?メンテナンスのポイントもお伝えします!
2023-01-01
築年数の経過によって住宅に起こるさまざまな症状に対して、住宅のメンテナンスを行う必要があります。
しっかりとメンテナンスをすることで、長期間生活できる住宅を実現しましょう。
今回は、住宅のメンテナンスのタイミングやポイントについて紹介します。

□住宅のメンテナンスのタイミングは?

住宅のメンテナンスのタイミングの考え方には、「耐久性」と「耐用性」があります。
「耐久性」とは、物理的・科学的・生物的要因による劣化に対する抵抗力のことです。
「耐用性」とは、要求される性能を維持する能力です。
その抵抗力や能力を維持できる期間を「耐久年数」と言います。

建物の使用年数が伸びることで、劣化要因は増加するため、住宅の寿命を延ばすためには耐久性が高い材料を使用することが不可欠です。
また、性能が劣化したのではなく、要求自体が変化したことで、要求より性能が低いと判断された場合、その時点で建物の寿命となります。

実際、建物を取り壊す理由の多くは「耐久性」の問題ではなく「耐用性」の問題です。
つまり、耐用年数は建物の寿命にとても大きな影響を与えています。
「耐久年数」と「耐用年数」のバランスを見ながらメンテナンスのタイミングを伺う必要があります。

耐久性が気になり始めるのは、家を建ててから10年であり、10年を過ぎる頃からメンテナンスが必要なタイミングに差し掛かります。
築後10年のメンテナンスでは、取り換えではなく、補強対策することで対応できる期間と言えます。

築後10年のメンテナンスの次にメンテナンスが行われるのは、築後20~30年です。
築後20~30年のメンテナンスでは、劣化の進行により補強対策では済まなくなり、取り換えが必要な期間と言えます。

□メンテナンスで大切なのは何?

ここでは、住宅を長く持たせるための対策やポイントについて紹介します。

「家の寿命」と大きく関わるのは「外壁」と「屋根」のメンテナンスです。
どちらも、外気から家を守る、天災から住人を守るという大きな役割があります。
どちらもそれだけに、ダメージを蓄積しやすいと言えます。

見た目はそれほど変わらなくても、内側からじわじわと衰えていきます。
雨や湿気を防ぐことで、建築資材の中に湿気が溜まり、機能が低下するため、性能状況を見極め、必要な修繕を加えていく必要があります。

□まとめ

今回は、住宅のメンテナンスのタイミングやポイントについて解説しました。
「家の寿命」を長持ちさせるには外壁と屋根のメンテナンスが重要になってきます。
メンテナンスのタイミングになったら、耐久年数と耐用年数の見極めを行うようにしましょう。
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