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マイホームで重要な耐震性とは?耐震性を高める対策を紹介します!
2021-11-01
マイホームを検討する際に、多くの方は耐震性についてお考えですよね。
日本は地震の多い国なので、少しでも住宅の損傷を防ぐためには家を建てる際に耐震について考えておく必要があります。
そこで、この記事では、耐震等級についてと、耐震性を高めるための対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□耐震等級について解説します

耐震等級とは、地震に対する建物の強度を示す指標のことを言います。
住宅性能表示制度によって定められている住宅の性能表示です。
耐震等級は、3段階のランク分けがされており、数字が大きいほど建物の耐震性能が高くなります。
そこで、それぞれの等級を解説します。

まず、耐震等級1についてです。
これは、建築基準法で定められた最低限の耐震性能です。
数百年に一度起こると考えられる震度6強から震度7程度の地震の際に、倒壊や崩壊しないことが基準とされています。
また、数十年に一度の震度5程度の地震では住宅が損傷しないことが基準です。

しかし、これらは2016年の熊本地震の例に見られるように、地盤などの影響に大きく左右されます。

続いて、耐震等級2についてです。
これは、耐震等級1の1.25倍程度の耐震性能を満たす水準です。
この住宅は、「長期優良住宅」として認定されます。
また、病院や学校など、緊急時に避難場所となる施設はこの耐震等級2以上の強度があります。

最後に、耐震等級3についてです。
これは、耐震等級1の1.5倍の耐震性能を満たす水準で、最も高いレベルです。
消防署や警察署など、災害時の救護活動や復興の拠点となる場所の多くが満たしている水準です。

□耐震性を高めるための工夫について

耐震等級についてご理解いただけたところで、続いて当社が行っている耐震性を高めるための工夫について解説します。

先述した通り、熊本地震で倒壊した建物のように建物自体の耐震等級が高くても、地盤の影響で本来の耐震性を発揮できないケースがあります。
それを避けるためには、まず、地盤調査や地盤改修を行う必要があります。

当社では、スウェーデン式サウンディング試験といって、先端技術の探査機機を用いた調査を実施しています。
地盤改修工事と聞くと、大掛かりで費用がかかるイメージを持つ方が多いと思いますが、当社では特殊な補強材を用いて行うので、高耐久かつローコストで工事が可能です。

さらに、構造材に使用する木材も、超乾燥木材という、平均含水率が20パーセント以下の木材を使用しています。
一般的な木造住宅では、含水率が20パーセントから30パーセント程度の木材を使用しているため、収縮や変形が激しい傾向にあります。
このような危険性を避けて厳しい基準をクリアした素材を使用しているので、木造住宅でも耐震性に自信を持っていただけます。

□まとめ

この記事では、耐震等級についてと、耐震性を高めるための対策をご紹介しました。
安心で快適な生活を送るためには、耐震性能を意識することが大切だということをお分かりいただけたかと思います。
今回紹介した以外にも、住宅について不安なことがあれば、ぜひ一度当社にご相談ください。
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