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スタッフブログ

家づくりをご検討中の方必見!安全な家づくりについてご紹介!
2021-09-22
家づくりをご検討されている方に、安全な家づくりについてご紹介いたします。

災害が多い日本では、お家の安全性が重要であるでしょう。
皆様により安心して家づくりをしていただけるよう、本記事を参考にしてください。 

□耐震等級とは

地震への強さを表す指標として、耐震等級というものがあります。
この耐震等級は、家を購入される方に分かりやすいように、家の強度を数値で表しています。
これから家づくりをされる際に、必ず知っておいていただきたい指標です。

以下で耐震等級とは何かについて具体的に説明いたしますので、ぜひご覧ください。
耐震等級とは、4つの要素から建物の耐震性を分類します。

1つ目は建物の重さです。
建物は軽い方が、地震によるダメージを受けにくいです。

2つ目は、耐力壁の数です。
耐力壁とは、地震や風による横から加わる外力に耐えられる壁です。
この壁が多いと、地震に強い建物であると言えます。

3つ目は、耐力壁や耐震金物の配置場所です。
耐震性は、耐力壁と柱、筋交が建物のどの位置にあるかがポイントです。
それぞれの耐震構造がうまく活かされるような配置にする必要があります。

4つ目は、床の耐震性能です。
床は建物を支えている部分です。
その為、床の耐震性能を強化する事により、建物全体が安定するでしょう。

耐震等級を決める際は、以上の4つの要素で判断をされています。

□耐震等級を高くするには

耐震等級を高くする為の方法を、「□耐震等級とは」で説明させていただいた4点からご紹介いたします。

まず、建物を軽くしましょう。
建物を軽くするには、鉄骨造やコンクリート造の使用を最小限に抑えるのが良いでしょう。
このように建物を軽くして揺れによる揺れ幅を小さくすると、構造物へのダメージは減ります。

次に、耐力壁を増やしましょう。
耐力壁を増やす際のポイントは、1階と2階の耐力壁の位置を揃えたり、四隅を支えるようにバランスよく配置したりすることが大切です。

そして、バランスについてです。
バランスを考える際は、耐力壁と柱、筋交に注目しましょう。
耐震性のある構造物が一部分に集中すると、逆効果ですよ。

最後に、床の耐震性能を上げることです。
耐震等級を決める際は、床の剛性を測定します。
床の剛性とは、床の水平力への耐性です。
床は、耐震部分の揺れを上手に受け止められる構造が大切です。

□まとめ

耐震等級についてご理解をしていただけましたでしょうか。
何かご不明点がございましたら、お気軽に当社までお声がけください。
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