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着工しました!!

2019-11-13
チェック
築50年 物置・車庫の改修!!
寒風吹きすさぶ、年末の足音が聞こえ始めた晩秋の酒田。
 
今週月曜日から、いよいよ着工致しました!!。
 
お住まいのお爺ちゃんが、お婿さんとして、この地に来た時には
 
既にあった物置との事・・。
 
築50年以上の建物の改修工事です。
 
娘さん夫婦が『ちゃんとした車庫が欲しい・・』との話で、
 
この物置を改修することに。
 
予算のことや、お爺ちゃんの『まるっきり解体してしまうのは、
 
すげねのぉ~(寂しい~(-_-;))』の話から、
 
利便性の向上と、意匠的な変更の向上に特化し、かつ
 
既存建物の当時の面影を残す事を前提に工事を進めて行きます!
 
歴史を感じる佇まいです・・。
建物の奥に入ってみると・・・。
歳月を重ねてきた建物特有の、古い木材特有の臭いと
言いますか、どことなく懐かしい様な空気が鼻孔をつきます・。
 
余談ですが・・。今回の様な古い民家の建物も含め、
巷にある、神社仏閣や、歴史ある建築物を観て歩くのが好きな
私・・。
 
その建物の建設時に、工事に関わった職人さんや、
現場管理者の方々の苦労だったり、工夫や、
頑張りに想いをはせるのが好きなんですよね・・。
 
この建物も同じです。
新築時に打ったのであろう釘、かすがい金物類・・。
改修に伴い、抜かねばならない、その釘や金物に
『今までご苦労さま・・』の想いを抱きながら抜き外す・・。
とは、私がとある書籍で目にした、ある改修に関わった大工の
棟梁さんの弁。
 
完成時、抜き取った釘、金物は、施主さんの了解を得た上で、
その建物の四隅に埋めるのだそう・・。
 
『今まで同様に、この建物を支え、お守りください・・』
の想いを込めて・・。
 
改修工事の大小、規模はあれ、この棟梁さんの様な気持ちを
持ちながら工事に向かいたいものです。!(^^)!
 
 
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